テクニカル指標
株価〜日移動平均乖離率(%)
現在の株価(終値ベース)が過去25・75・200日移動平均線からどれだけ乖離しているか表した指標です。
乖離率がプラスに大きければ、直近株価が急騰していることを表し、マイナスに大きければ急落していることを表します。
参考までに計算式を下記に記述します。
移動平均乖離率=(前日終値-指定期間の移動平均)/指定期間の移動平均値×100
ゴールデンクロス・デッドクロス
株価の長期移動平均線を短期移動平均線が下から上に横切った状態をゴールデンクロスと言います。
株価の長期移動平均線を短期移動平均線が上から下に横切った状態をデットクロスクロスと言います。
一般には25日移動平均と5日移動平均を使用します。
しかし指標が平均値に基づいていることからシグナル発生時に株価が上がりきっている、または下がりきっていることも多いです。
年初来高値・年初来安値
今年に入って最も高い株価を付けた場合は年初来高値、最も安い株価を付けた場合は年初来安値と言います。
株価の転換点になる場合もあります。
また会社が上場してから最も高い株価を付けた場合は上場来高値、最も安い株価を付けた場合は上場来安値と言いいます。
一目均衡表
一目山人(いちもくさんじん)によって考案されたチャート分析手法です。
一目均衡表は以下の4本線の相関関係から相場のトレンド状況(均衡状態)を把握するものです。
基準線:(過去26日の最高値 + 過去26日の最安値) / 2
転換線:(過去9日の最高値 + 過去9日の最安値) / 2
先行スパン1:(転換線 + 基準線) / 2 を26日分先行させて表示したもの
先行スパン2:(過去52日間の最高値 + 過去52日間の最安値) / 2 を26日分先行させて表示したもの
1.雲とローソク足
先行スパン1と先行スパン2で囲まれた部分を雲といい、雲よりローソク足が上にある場合は上昇トレンドであり、雲よりローソク足が下にある場合は下降トレンドである傾向が強いです。
2.転換点と基準線
転換線が基準線の上方を推移している場合は相上昇トレンド、基準線が転換線の上方に推移している場合は下降トレンドと見ます。
一般には前日株価終値が雲の中および雲の下で本日株価終値が雲の上になった場合、一目均衡雲上抜け(日足)と判断し、株上昇の指標としています。また前日株価終値が雲の中および雲の上で本日の株価終値が雲の下になった場合、一目均衡雲下抜け(日足)と判断し、株下落の指標としています。
ボリンジャーバンド
株価の25日間平均からの現在の株価の乖離を乖離の標準偏差で割り算したものです。
最もメジャーな逆張り指標です。
+2σラインに達したとき売り、-2σラインに達したときを買いと判断します。
統計的に株価がこのラインの間に収まる確率は約95%と言われています。
DMI
トレンドの方向性およびトレンドの強さを表します。
まず以下に各パラメーターの意味を説明します。
TR:(前日高値 - 前日安値), (前日高値 - 前々日終値), (前々日終値 - 前日安値) の中で最大のもの
+DM:当日の高値−前日の高値
-DM:前日安値−当日安値
+DI:+DMの14日移動平均 / TRの14日移動平均
-DI:-DMの14日移動平均 / TRの14日移動平均
DX:(+DI - -DI)の絶対値/ (+DI + -DI)の絶対値
ADX:DXの9日間移動平均
一般的に+DIが-DIを下から上に横切った時は買い、上から下に横切った時は売りと判断します。
またADXが上昇している場合は買いトレンドが強く継続中であり、下降している場合は売りトレンドが強く継続中で、ピークが発生した場合、相場転換の可能性も示唆します。
RCI
経過日数と価格に順位をつけ、その相関関係から売買のタイミングを判断する指標です。
i日前の株価を Pi とし、n日間で見た順位(高値を1位とする)を Xi として以下の式で示されます。
d = Σ(i-Xi)2
RCIn = 100×(1 - 6d / (n (n2-1)))
100%〜-100%内で変動し、毎日値上がりすれば、指数は+100%となり、毎日値下がりすれば−100%となります。
指標で-80%以下で売られ過ぎ80%以上で買われ過ぎとなり、逆張りの指標になります。
設定期間は9日以上が望ましく、期間が短かすぎると騙しが増えてしまいます。
MACD
短期および長期の二つの指数平滑移動平均(EMA)を用いた指標です。
一般的に12日と26日のEMAをMACDとし、MACDの9日移動平均をMACDsigと呼びます。以下に計算式を示します。
EMA12i=(2/13)×Pi+(11/13)×EMA12i+1
EMA26i=(2/27)×Pi+(25/27)×EMA26i+1
MACD=EMA120-EMA260
MACDsig=MACDの9日移動平均
MACDがMACDsignalを下から上に横切った場合は買い、上から下に横切った場合は売りと判断します。
またMACDの水準が0以上である場合は買いトレンド、0以下である場合は売りトレンドであると判断できます。
ノーマルストキャスティクス
株価のある一定期間中の変動幅と終値の関係から相場における「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を判断するものです。
%K、%Dと呼ばれる二つの値を用いて以下の式に示されます。
%K=(前日の終値-過去5日の安値)/(過去5日の高値-過去5日の安値)×100
%D=(前日の終値-過去5日の安値)の過去3日移動平均 / (過去5日の高値-過去5日の安値)の過去3日移動平均×100
%K、%D共に-80%以下で売られ過ぎ80%以上で買われ過ぎとなり、逆張りの指標になります。
ファンダメンタル指標
PER
現状株価の割安、割高感を示し、投資判断をする上で最も基本的な指標です。以下の計算式で示されます。
PER=時価総額[株価×発行済み株式数]/純利益
一般的に14〜20が適正とされますが、会社の成長性等によってこの水準外で取引される場合も多々あります。
PBR
PBR(純資産倍率)というのは、PERと同様に株価の割安性を測る指標です。 これを使うと、企業の持っている株主資本(純資産)から見た株価の割安度がわかります。特徴としては、PBRが低ければ低いほど『株価が割安である』といえます。仮に会社が仕事をやめて解散するとしたら、総資産から支払い義務のある費用を全て支払い、従業員に所定の給与や退職金を払って、それでも資金が残った場合はそれらは全て株主の物となります。PBRの具体的な計算式は次のようになります
PBR(純資産倍率)=株価÷1株あたりの株主資本(BPS)
1株あたりの株主資本(BPS)=株主資本※÷発行済み株式数
PCFR
PCFR(株価キャッシュフロー倍率)は現在の株価を1株当たりのキャッシュフローで割ったものです。
PER、PBRと同様に株価の割安、割高感を示すものです。
PERでは設備投資による減益分を考慮していませんが、PCFRは利益に減価償却費を加算することで補っています。
PCFR=株価/1株当たりのキャッシュフロー
PSR
PSR(株価売上倍率)は利益の観点から見た株価の割安、割高感を示すものです。
以下の計算式で示されます。
PSR=株価/1株あたりの売上高
ただし薄利多売している企業でもPSR値は小さくなる為、注意が必要です。
PEG
PEG(株価利益成長率倍率)は成長率の観点から見た割安、割高感を示すものです。
以下の計算式で示されます。
PEG=PER/増益率
成長が著しい会社においてはPERが高くなってしまいますが、増益率で割ることによりその妥当性を判断することができます。
一般的に1倍以下だと割安と言われています。
ROE
ROE(株式資本利益率)は企業の収益性の観点から見た割安、割高感を示すものです。
以下の計算式で示されます。
ROE(%)=当期利益/株主資本*100
ROEが高いと資本を有効に活用していることになります。
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